私の友人は、新築するにあたり、リビングに設けた小上がりの和室に掘り炬燵を設けようと思ったそうです

。熱源は、温風の出る電気ヒーターですが、掘った部分の床の足の当たる部分に、蓄熱性の高いテラコッタ風のタイルを敷きました。

少しざらってしていますが、それがまた、味わいで、冬などは、足が当たる部分は穏やかな温かさを保ちます。反対に、夏になると、素足でその部分に足を置くと、ひんやりして心地よい感じがします。

普通の炬燵だと入り難いのですが、堀炬燵にすることで、椅子の生活に慣れた子ども達にも椅子に座る感覚で、炬燵を楽しむことができます。

高齢の御両親がこの炬燵から立ち上がる時には、堀炬燵だと立ちあがりやすく、また、特に膝の悪いお母様はタイルのお陰で、じんわり足が温まるので、膝の調子も良いそうです。膝を曲げる正座の姿勢ではなく、椅子と同じように、足を投げ出す形で座ることができるので、膝にも良い姿勢です。

このように快適で一家団欒しやすい堀炬燵なので、家族が自然と集まってきます。小学生の子どもたちは、宿題を持ってきて、ここでしますし、友人も編み物をします。

お父様と御主人もまた、ここに集まって、2人でビールを飲んで、サッカー観戦をしているそうです。お母様は、そんな家族をにこにこして見守りながら、パッチワークをしています。飼い猫のシルバーとルビーもまた、大のお気に入りの場所です。夜もここで寝るぐらいですから、本当に気に入ったようです。

 もう一つ、ご両親のベッドルームにも小上がりの和室を作りましたが、ここにも掘り炬燵を採用しました。寝るまでの時間、御両親がゆっくりくつろぐことができたらいいと思ったそうです。こちらも大成功です。