洗面室の広さは1坪が一般的とされていましたが、最近では洗面室はただ単に洗面や脱衣室として利用するだけでなく、家事を行う空間としても考えられるようになってきています。そこでキッチンと洗面室を繋ぐ形でウォークスルー洗面クローゼットを設け、一か所で洗濯物を洗う・干す・たたむ・しまうという作業が行える、家事の効率が高められる空間として洗面室を計画する家庭が増えています。

洗面室ではタオルを使用する機会が多いですし、脱衣室としても利用するため下着やパジャマが同じ空間に整理されてあると、入浴の事前準備も楽に行えます。また、ここではヘアセットやお化粧など身支度を行う場でもあります。そこで衣類まで管理しておくことで、朝二階から起きてきて、外出するまでの間に二階へ上がって身支度をする必要がなくなり、スムーズに外出ができるのです。着替えまでスムーズに行える洗面室は、家族みんなにとって利用しやすい空間となるのです。

キッチンと洗面室を繋ぐ形でものウォークスルー洗面クローゼットを設けることで、家事動線が短くなり、家事の効率の高さに繋がります。同じ場所で効率よく家事を行えることで手間だった家事の負担を大幅に軽減することができ、家事の時短も夢ではなくなるのです。家事の時短が実現できれば今まで少なかった自分の時間や家族との時間を大切にすることができるのです。

天井には室内物干しを設けておき、乾いた洗濯物をたたんだり、アイロンがけが行える作業カウンターをクローゼットと一体化して造りつけておくといいと思います。床から天井まで有効活用させて家族の衣類を一か所で管理しておくのです。このような洗面室なら家事の効率が高まるだけでなく、家族みんなが利用しやすい便利な空間だと実感できるのです。

キッチン収納のテコ入れ 第1弾
毎日使うキッチンは、収納状態が作業の効率を左右していきます。使いにくいと思っていても、慣れてしまうとそのまま使っていくことが多いですよね、そこで15分という時間を見つけて、改善を試みましょう。

一番浅い引き出しを改善します。そこには菜箸やしゃもじなどの調理ツールがあり、ピーラーや栓抜きといった小さなモノを取り出すとき、中身が混ざってしまうことがあります。仕切りはしてあっても、種類別に機能的になっていないと、仕切りは無いのも同然です。いったん中身を取り出して、仕切りを入れ替えてみましょう。仕切りの中をさらに仕切れるような板が付属している100均のケースなら、物の大きさに合わせて調節できます。このとき、使わないものを見つけたら、処分しましょう。ここまでしっかりと作業をして15分です。

キッチン収納のテコ入れ 第2弾
食器収納のテコ入れです。食器は棚に直接置くのが一般的ですが、同じ種類の食器をプラケースにひとまとめに入れておくと、出し入れに便利です。細々した小皿用、家族別の朝食に使う器用、ティーセットなどのカテゴリーごとにケースを使い分け、吊戸棚の下段や奥行きのある棚にしまえば、使いにくいスペースがうまく利用できます。

これ等はどれも15分ほどで出来ることばかりですが、使い勝手が格段に良くなり、やった価値を十分実感できるでしょう。片付けは大変なことだと気が重く、後回しになってしまいますが、100円グッズという手軽な物を活用することで、日々のちょっとした時間に少しずつ改善していっても結果が出るので、生活に充実感が出ます。

壁を選ぶ際につい見た目のデザイン性ばかりに注目しがちです。石こうボードや合板といった下地材の普及にあわせ、ほとんどの住宅でビニールクロスや塗装といったものが取り入れられています。価格の安さに加え、手軽に張り替えられたり、塗り替えられる壁材であるからです。しかし、合板やビニールクロスに使用されている化学物質が引き起こすシックハウス症候群が懸念されています。

そこで最近では、石や土などの自然素材を使った塗り壁が見直されてきています。その塗り壁の代表的存在と言えるのが、石灰を主原料とする漆喰です。漆喰は、耐火性が高く、呼吸する壁とも言われ調湿機能にも優れています。室内の湿度が高いときは空気中の水分を吸収し、湿度が低い時には逆に水分を放出してくれるのです。年間を通して室内の湿度を快適に導いてくれるので過ごしやすい、心地よい空間が広がるのです。また、カビや細菌の発生を抑える効果もあります。

そして、人体に悪影響を与えると言われているホルムアルデヒドを吸着分解する機能もありますし、ホルムアルデヒドなどの化学物質を出さないという点も注目されています。住まいの快適性が高まるだけでなく、そこに住む人の健康をしっかりと守ることができる空間が広がるのです。漆喰は、ビニールクロスに比べると価格が高くなるのですが、その分魅力がつまった壁でもあります。職人さんのこだわりが活かされ、味わい深さや素材の温かみを感じられる空間が広がるのです。

リビングにも、キッチンにも、各部屋の収納の中にも、物があふれています。物が増えすぎると、行動は鈍くなり、物事の優先順位が曖昧になり、何から手をつけて良いかわからなくなります。物を減らす方法を考えましょう。

物を残す物と出て行ってもらうものに分けます。残す物は、今実際に使っていて、無くなったら不便な物、とても好きで、無くなったら寂しい思いをするものです。
今使っていないが、また使うかもしれない、好きだけど、持っていることを忘れていた、という物は、出て行ってもらう物です。

出て行ってもらう物のうち、明らかに売れないもの、もらい手のないものは捨てます。リサイクルされるように、地域のルールに従って、きちんと分別しましょう。

値段のつきそうなものは、売ることを検討しましょう。本やCD、趣味のグッズは専門の中古業者に、家具・家電はリサイクルショップに、ブランド物のバッグや服は古着屋か、またはネットオークションで売れば、より高値がつくかもしれません。フリーマーケットは、あまり儲けを期待しない方がいいでしょう。
喜んで使ってくれる人がいたらあげますが、押し付けにならないように注意しましょう。

受け入れている団体に寄付します。相手が本当に必要としている物だけを贈り、送料などを負担して、不要な物を有効に使ってくれることへの感謝を表しましょう。

処分する作業は終わりがなく、生きている限り続きますが、作業を続けていると次第に処分する物は減り、家の中には必要な物、大好きな物だけが残るようになって、居心地いい、片づいた空間になるでしょう。

室内で犬を飼っている家庭は多いです。私の友人にも数人います。その友人の一人がペットと暮らす家を最近完成させました。その住宅には人と犬が共に共存しやすい家となるようにしっかりと配慮されていました。人と犬が互いに窮屈さを感じることのないようにしなければなりません。

犬が自由にのびのびと動き回れるよう、壁や柱の少ないオープンな空間を作っていました。犬の動きやすさが高められるだけでなく、家族が顔を合わせてコミュニケーションが取りやすく、明るさや風通しの良さを得られるため広さや開放感さえ感じられるのです。リビングの一角の階段下のデッドスペースを利用してペットの居場所を設けていました。ペットにとっても自分の居場所があることで落ち着けますし、リビングの一角にそれを設けることで、来客時や食事の時には犬に寂しい思いをさせることなく手軽に仕切ることができるのです。

上部にはペットの餌や散歩する時の用品を収納できるスペースがしっかりと設けられていました。階段下というデッドスペースを上手に活用しているので空間に凹凸が生まれずスッキリとした空間が広がっているのです。犬と暮らす上で欠かせないのが、汚れはもちろん臭いやノミを防ぐためのシャンプーです。少しでもシャンプーを楽に、快適に行えるようにペット対応洗面台が設けられていました。

小型犬対応のようですが、シンクには専用のマットが敷かれ犬の足が滑りにくくなっており、腰をかがめずに楽な姿勢でシャンプーできることで体に負担もかかりにくいのです。洗面室の壁には耐水性があって水拭きしやすい水廻りパネルを設けてお掃除が手軽に行える環境が整っていたのです。人とペットが互いに快適な暮らしを送れる配慮が大事なのですね。

我が家には家族の衣類を一か所で管理できるファミリークローゼットを設けました。子ども達がまだ小さく、自分で服を管理できない点と子どもは汗をよくかいたり、服を汚したりすることが多いため着替える回数も多い点を配慮して、生活の中心である一階にこのファミリークローゼットを設けたのです。

このファミリークローゼットは洗面室に隣接して設置し、クローゼットと洗面室は行き来ができるように動線を確保しました。洗面室は脱衣室としても利用するため下着やパジャマなどが洗面室の隣にあると入浴の事前準備も楽ですし、洗面室ではお化粧やヘアセットなど身支度を行うため、衣類まで着替えることでトータルコーディネートしやすくなるのです。

洗面室は着替える機会が多いためここの隣に衣類を管理することで家族みんなが着替えやすく、また子ども達も自分で服を取り出し、着替えを行い、洗濯物を洗濯機へ入れるという習慣が自然と身に付いてきています。収納力はもちろんのことながらこのように動線にも配慮することで便利で使いやすいクローゼットとなるのです。

このファミリークローゼットはかける収納を多くしました。子ども達が自分で取り出せるようにハンガーバーを上下二段に分けて設置している部分もあります。下段は子ども達の上着を整理しています。掛ける収納を増やしたことで洗濯物をたたむという手間を省くことができます。それだけでなく衣類にシワが入らずに整理することができますし、どこにどの服があるかが一目瞭然なのです。

掛ける収納と引き出し収納を上手に取り入れたことでデッドスペースが生まれず、衣類を効率よく収納できています。ファミリークローゼットを設けたことで衣類の管理がしやすく、家事の効率も高まりました。

寝る時間を除いて一番長く過ごす場所がリビングです。家族が集まるのはもちろん、家に遊びに来たお客様をお通しする場所でもあるだけに、より居心地のいい空間にしたいと誰もが思うことでしょう。家族団らんの場となるリビングを、二階に設けることでより明るく、開放感たっぷりの空間にすることができます。

二階リビングの最大のメリットは、日当たりが良くなることです。狭小住宅で一階の日当たりが悪い場合、リビングを二階に設けることも多いです。日当たりが良くなることで明るさや開放感を確保でき、リビングの快適性に繋がるのです。また、リビングからの眺めが良くなります。一階だと隣の家しか見えませんが、二階では空が広く見えたり、遠くの景色まで目が行き届きやすく眺めの良さを実感できることでしょう。

そして、プライバシー性の高いリビングにもなるのです。リビングが一階にある場合、窓を開けたら隣の家の窓がすぐ側にあるため窓を開けにくいこともありますし、通行人の視線が気になりカーテンを閉めっぱなしにしているという家庭も多いです。しかし、二階リビングだと通行人の視線はしっかりとカットできますし、窓の位置もお隣に合わないように意識しておくことで、周りの視線を気にすることなく、カーテンを開けっぱなしにしやすくなるのです。

開放感が得られるだけでなく、プライベートが空間を得られるのです。しかし、一つ気になるのが老後です。買い物からの帰宅時荷物を抱えて二階へ上がらなければなりません。外出や帰宅時には必ず階段の上り下りがあるため高齢になった時は体に負担がかかってしまいます。二階にリビングを設ける場合は、この対策をしっかりと行う必要があるでしょう。

二階建てや三階建て住宅を建てると階段の存在が欠かせません。階段を設けることで、階段の下にはデッドスペースが生まれます。このデッドスペースをどのように活用させるかは家造りにおいて重要なことの一つでもあります。今までは階段下というと収納スペースが設けられることが多かったです。

しかし、階段の形状や扉を設ける位置によっては、奥行があり、奥にいくほど天井が低くなっていたりとあまり使い勝手のよくない収納スペースとなってしまう場合があります。階段をどこに設けるか、どのような階段の種類かによって階段下の活用法もそれに適した活用法を取り入れるといいのです。最近では、リビング内にストレート階段を設ける家庭が多いです。この階段下に収納スペースを設ける場合は、今までのような隠す収納ではなく、オープン棚を設けて見せる収納を取り入れる人も多いのです。リビングという空間であるだけに収納機能とインテリア性を兼ね備えているのです。

他の活用法としては、居住スペースの一部としてペットスペースを設けたり、カウンターを設けてスタディコーナーやパソコンスペースとして利用させる家庭も多いです。階段下をオープンに活用するのもいいと思います。我が家は、廻り階段の下にトイレを配置しました。便器を設置している部分の一部の天井が通常の天井の高さに比べると低く、階段下ということで特殊な形状をしているのですが、トイレに狭い印象を一切与えることもありませんし、用を足すにも全く問題ありません。また階段の上り初めから途中までの階段下はトイレ収納として十分すぎる広さを確保できています。階段下を余すとこなく活用できていることで住まい全体の満足度も高まっています。

住宅への不満の常に上位を占めるのが収納です。家造りで収納を重視する人は多く、適材適所に必要な物がきちんと収納できるスペースを確保することが大事ですし、収納している物を把握しやすく、また出し入れのしやすさというのも重要です。我が家はこれらのことに加えて動線にも注目しました。

例えば、キッチンと洗面室の間にウォークスルー収納を設けました。通路を挟んで片側のオープン棚は、キッチンパントリーとして食材やキッチン雑貨を整理しています。そしてもう片側は、洗面クローゼットとしてタオル類や家族の下着やパジャマを収納しています。ここにウォークスルー収納を設けたのは、家事を行う上でキッチンと洗面室は何回も行き来を行います。その動線上に収納スペースを設けることで、その先で必要な物をサッと取り出し使用することができます。

キッチンで調理をしている間に、家族が入浴していれば下着やパジャマの準備をしなければなりません。これらを取り出し、洗面室を置けばスムーズな動線で必要な物が取り出せ、準備も円滑に進みます。キッチンに戻る際には、調理で必要な食材などを取り、キッチンへ戻ることもでき無駄な動きを省きながら効率良く家事を行えるのです。

私の友人宅も動線に配慮した収納スペースを設けていました。友人宅は、玄関と洗面室を繋ぐ形でウォークスルークローゼットを設けていました。帰宅して、手洗いをしに行くまでの動線上にクローゼットがあることで、着ている上着をしまい、身軽な状態でその先の洗面室で手洗いが行えます。後はゆっくりリビングでくつろぐことができるのでスムーズな動線が確保できるだけでなく、リビングにいつまでも上着が散らかる状態を避けられるのです。収納を設ける際には動線にも配慮しましょう。

家造りと言うと建物自体にばかり目がいきがちです。しかし、家の外側の外構工事まで行って初めて家造りというのです。どんなに立派な建物が完成しても、その周りの外構工事がきちんと施されていないと住宅の完成度は一気に下がってしまうのです。家造りは外構工事までという考えを持ち、予算配分も十分に行っておきましょう。外構工事分も建物に充てて外構工事の予算が全くなくなったという友人さえいました。

外構工事の中でも特に玄関周りは、門扉、ポスト、表札、インターホンなど機能が詰まった場所です。使いやすさ、安全に配慮して素敵な門周りにしたいものです。例えば、ポスト。雨に濡れることなく郵便物を取りに行けると便利です。また取り出しやすい高さに設置されてあるかも確認しましょう。門の幅は、荷物が大きかったり自転車と一緒でもスムーズに通れる幅があるとスムーズさが増します。車の駐車スペースだけでなく、家族の台数分の自転車置き場までしっかり確保しておきましょう。

インターホンはしっかり来客者が写るかどうかも確認しておくといいでしょう。もちろんデザイン性も重要です。建物とのバランスに配慮しましょう。色調や素材が建物の外装と合わせることで住宅全体にまとまりが生まれますし、統一感が高まります。建物とのバランスだけでなく、街並みとのバランスにも配慮しましょう。ご近所の雰囲気と馴染むことで、目立ちすぎたりすることなく違和感を感じさせないのです。外構工事までしっかりと行い、素敵な住まいを完成させましょう。